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久留米かすりを織る

現在野村織物では、久留米かすり製造に関する働き手を募集しています。
昨日には【経はえ担当者】募集についての仕事内容をご紹介しましたが、本日は「整織(せいしょく/機械織り)」担当の仕事内容についてのご紹介です。

久留米かすりの製造と聞くと「織り子」さんを真っ先にイメージされる方も多いのではないでしょうか?久留米かすりの「織り」の技術には【手織り・機械織り】の2つがあり、野村織物は【機械織り】がメインの織元です。
とは言っても、トヨタ自動車の前身である豊田織機時代の機械(織機)を日々メンテナンスしながら稼働させていますので、皆様の想像する「機械」とは少し異なります。
最新の機器を駆使し、もの凄いスピードで造られるものではなく、風合いを大事にする織物である「久留米かすり」らしい製造方法を今も続けているのです。

柔らかで、風合いが良く、強くて長持ちする久留米かすりは通気性・速乾性・保温性にも優れています。それらは、職人さんたちの技術はもちろんのこと、1つ1つの工程が手仕事で造られていること。そして、製造工程の箇所箇所にその性質を充分に発揮できる製造方法と製造機器が備わっていることだと思っています。

野村織物には現在12台の機織りが毎日リズミカルに機織りをしており、整織(せいしょく)担当者3名が1人4台を担当しています。シャトル織機を使用した機織りは、浮かび上がる柄を楽しみながら作業が出来る工程。織りの工程に至るまでに、数々の手仕事を経てやってきたタテ糸とヨコ糸を交わらせる、製造工程のフィナーレです。

もちろん最初から4台を一度に動かすのではなく、1台から動かし始め慣れてきたら1台ずつ台数を増やし、最終的には4台を担当していただく流れです。もちろん慣れるスピードも個々様々ですので、じっくりと準備期間を設けています。

織機

モノづくりの現場を目の当たりにすると皆さん決まって言われるのが「自分の好きなものがもっと好きになりました」というお言葉。そして、「ますます大切にしたいと、今まで以上に愛着を持つようになりました」と。
大切に造り、一生懸命に造ったものにそんな嬉しいメッセージをいただける、そんな久留米かすり製造に携わることが出来て、嬉しい毎日です。

詳しい求人内容は下記より御覧ください。
求人内容

ご不明な点がありましたら、どうぞお気軽にお問合せくださいませ。

◆求人に関するお問い合わせ◆
電話/0943-32-0018
担当/代表 野村周太郎
受付/平日9~17時(※祝・休日も対応可能)

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